今回は、前回の 「 空室率とは...~Part1~ 空室率とは一体何なのか...? 」 に続き~Part2~では、「空室率の求め方や意味」を ご紹介させていただきます!! ぜひ、最後までご一読ください(^^) では、まず前回ご紹介させていただきました 3種類の空室率を1つ1つご紹介させていただきます!! 【戸数を元にした空室率】 戸数を元にした空室率を求める際には、全戸数と、その内空室は何戸あるのかを把握し計算します。 例えば… 全 戸 数 : 20戸 空室戸数 : 4戸 空室率 = 4戸 ÷ 20戸 × 100 = 20% 戸数を元にした空室率は、資料等を確認することで比較的簡単に把握できますが 部屋の大きさ・間取りを反映しない為、部屋ごとに大きさや間取りが異なる物件では 参考程度ということになります。 【床面積を元にした空室率】 床面積を元にした空室率を求める際には、全戸(全体)の床面積の合計と、空室の床面積の合計を把握し計算します。 例えば… 全 戸 数 : 1,500㎡(50㎡ × 10戸 ・ 100㎡ × 10戸) 空室戸数 : 200㎡(50㎡ × 4戸) 空室率 = 200㎡ ÷ 1,500㎡ × 100 = 13% 総戸数と空いている戸数は、先ほど「個数を元にした空室率」と同じですが空室率は異なっています。 部屋によって広さや間取りが様々な物件であれば、 この「床面積を元にした空室率」が、 実態を把握するために有効なのではないでしょうか。 【賃料を元にした空室率】 賃料を元にした空室率を求める際には、満室時の賃料の合計と、空室分の賃料の合計を把握し計算します。 例えば… 満 室 時 : 500,000円(20戸) 空 室 分 : 150,000円(4戸) 空室率 = 150,000円 ÷ 500,000円 × 100 = 30% 不動産経営・投資をしていく中で、最も重要な空室率とは この「賃料を元にした空室率」ではないでしょうか。 部屋の賃料は、間取り・階数・用途などによって異なり 例え同じ面積の部屋・隣り合った部屋でも、賃料が高い部分が空いてしまうと 収益には大きな差が出てしまうのです。
今回は、「空室率」についてご紹介させていただきました。 物件の購入を検討される際に、「空室率」を確認するということは 判断材料を増やすという意味では、重要なことなのではないでしょうか。 しかし、空室率が高いからといって優良物件ではないとも言い切れないのです。
空室率だけで決めてしまっては勿体ない…そんな物件も中にはあるのです。 検討をされる際は、 ・掲載されている空室率は、どんなデータを元にした空室率なのか ・自分で空室率を計算してみる ・空室率が高くても、運用できるような案があるのか を確認されてみてはいかがでしょうか。 平成不動産でも売買物件を多数取り扱っております。 「気になる物件がある!」 「不動産投資に興味がある!」 「不動産投資について教えてほしい!」 「不動産投資についてアドバイスをしてほしい!」 経験豊富で専門的な知識を持った、スタッフが丁寧にご説明させていただきます。 お気軽にお問い合わせください(^^)
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